県外や遠方で車を購入!取り寄せ費用を格安にする裏ワザ

「ネット経由で、地方にある中古車販売店で販売されている中古車を見つけたけど、お店が遠いから買えない」
「個人売買サイトで好みの車を発見したけど、売り手の人がうちから遠い場所に住んでるから購入は難しい」

そのような理由で、車の購入を諦めた経験をした人はいませんか?

確かに販売店や売却者の場所が遠い場合、現地まで行くのは手間がかかり、かといって輸送だと距離があり過ぎて不安、という人もいるでしょう。しかし、遠方の中古車を購入することは、決して難しくはないのです。

今回は、遠方の中古車を取り寄せる際の手順、かかる費用などについて、詳しく解説していきます。

購入した中古車を遠方から取り寄せるときの流れ

中古車の購入方法は主に3通りあります。それぞれの購入方法が遠方から取り寄せるケースだった場合、どのような流れになるのでしょうか。その流れをそれぞれの方法ごとに説明しましょう。

中古車買取業者から車を取り寄せる場合

中古車買取業者に欲しい車の在庫があるか電話やメールで問い合わせましょう。在庫があった場合は、車がどんなコンディションか確認して、見積もりをしてもらいます。

見積もり金額に納得した場合、代金の支払い方法・輸送にかかる費用、保証内容などを確認して、必要書類の準備・送付をしましょう。

支払いが完了したら、あとは納車を待つだけです。納車される場所も自宅かそれ以外の場所なのか事前に決めておきましょう。

ディーラーから中古車を取り寄せる場合

まずはディーラーに聞いて自分の希望する車種など詳細をディーラー側に伝えましょう。それによりディーラーが在庫確認をしてくれます。

希望の車が見つかった場合、やることは車の状態の確認です。車の写真を見せてもらったり質問などをしたりして詳細を把握しましょう。

購入する流れになったら、車の金額や保証内容、輸送にかかる費用などの確認になります。ディーラー側の説明に納得したら、必要書類の用意および送付、納車の日程などの調整を行い、契約をしましょう。納車日に無事に車が届いたら、車の状態をチェックして不具合がないか確認します。

インターネットから中古車を取り寄せる場合

個人売買サイトなどで中古車を購入する場合、売り手との個人間のみのやり取りになるので、慎重に行いましょう。サイトに出ている情報が本当に正しいかどうか、売り手と納得いくまでやり取りをすることが大事です。

お互いに合意に達したら、必要書類を準備して各種手続きをしっかりと行う必要があります。これを確実にやらないと、税金や車検証の名義変更などが実践できず、トラブルに発展するかもしれません。

支払い方法・保証内容・輸送方法および代金などが決まったら、納車日を決めます。納車日に車が届いたら、車の状態を確認しましょう。

遠方から中古車を取り寄せる3つのメリット

遠方から中古車を取り寄せる方法は、主に3つのメリットがあります。そのメリットとは何か、次より具体的に説明しましょう。

自宅まで届けてもらえるので手間がかからない

遠方の場合、主にキャリアカーでの陸送か、空送・船送での輸送→キャリアカーでの陸送になります。近場であれば自分から取りに行かないといけませんが、遠方からの取り寄せなら、自宅で待機してて届けてくれるので、手間がかかりません。

全国の販売店から欲しい中古車を探せる

近場のお店だけで探す場合、在庫がなければ欲しい中古車は手に入りません。しかし、遠方からの取り寄せの場合、全国あらゆる場所にある店舗の中古車が対象となるので、範囲が広がり欲しい車を見つけられる確率も上がります。

名義変更などの手続きをしてもらえる店舗もある

店舗によっては、各種名義変更の手続きを代行してくれるところもあります。名義変更は普段忙しい人にとっては面倒な作業になりますが、その手間が省けるので便利です。

遠方から中古車を取り寄せる3つのデメリット

遠方からの中古車取り寄せはメリットがある反面、デメリットも存在します。そのデメリットとは何か、次より説明しましょう。

実際に見ないと状態が分かりにくい

遠方からの取り寄せは、納車まで実際に中古車を見て確認できないのがデメリットです。

ディーラーや中古車販売店であれば、従業員が車の状態をこと細かく、口頭やメール、写真で教えてくれますが、実際に見れないので車の状態が把握しづらいといえるでしょう。

また、個人売買の場合は、ディーラーなどの専門家でない一般人が相手なので、意見の食い違いが生じる可能性も高いです。

購入後のアフターメンテナンスを受けにくい

実際に店舗で中古車を購入した場合は、アフターサービスも万全なところも多いですが、遠方の場合は直接店舗に行くのが難しいので、店舗でのアフターメンテナンスが受けられません

最寄りにその店舗の系列店があればアフターメンテナンスも受けやすいですが、系列店でない関係のない店舗では、手厚いサービスは受けづらいといえるでしょう。

他府県登録費用など別途費用がかかってしまう

遠方から取り寄せて他県ナンバーの車を購入する場合は、「他府県登録費用」が発生して、余計な出費となります。

遠方から中古車を取り寄せた時の陸送費・輸送費は?

遠方から中古車を取り寄せる場合、その車を運ぶ陸送費・輸送費もかかります。陸送費・輸送費の詳細について、次より説明しましょう。

『陸送費』と『輸送費』の違いとは

陸送費は、キャリアーなどに車を積んで陸地を走って届ける際にかかる費用です。輸送費は、陸だけでなく、飛行機での空送・船での船送などの含まれた方法にかかる費用を指します。

船や飛行機で運ぶ輸送は、大量の車を一度に運べるので、陸送費に比べると安くなる場合もあるでしょう。

中古車を取り寄せた時の陸送費の相場

陸送で中古車を取り寄せた際の相場は、それほど距離のない他県であれば5万ほど。

九州や北海道などが出発点だった場合は10万円ほどです。

他県からの取り寄せには他府県登録費用が発生する

他県ナンバーの変更をする場合の手数料は、1〜1万5,000円ほどかかります。

遠方からの取り寄せは、この手数料も費用の一部として覚えておきましょう。

遠方から中古車を取り寄せる時の注意点

遠方から中古車を取り寄せる購入方法はメリットもありますが、実物を確認できないリスクもあるため、いくつかの注意事項を気にかける必要があります。その注意点とは何か、次より説明しましょう。

中古車なので多少の傷はある

中古車は、新車と違って使用履歴があるのでどんなにコンディションが良いものであっても、劣化しています。

中古車を買うなら、少しの傷はあって当たり前と考えておくことが大事です。

細かい傷は写真では目視できないので、あからさまに目立つ傷ならともかく、細かい傷があるからといって、納車後にクレームを入れないようにしましょう。

陸送費が適切価格であるか確認する

陸送費用は業者によって異なるので、事前に複数の業者から見積もりを出してもらって、それを並列に並べて比較することが大事です。

複数の陸送費を比較すれば、陸送費の平均相場が把握できて、損をすることはありません。

個人間のやりとりは極力控える

中古車売買で最もトラブルが起きやすいのが、個人間の売買です。個人間は仲介人が存在しない状態で交渉するので、相手がクセのある性格だった場合はトラブルに発展する可能性もあるといえます。

もし、交渉ごとが苦手な場合は、個人間のやり取りは極力控えるようにしましょう。

納車に1週間程度かかることもある

遠方からの取り寄せの場合、距離があるので、実際に車が届くのは決して早くありません。納車までには長くて1週間ほどかかるケースもあるので、焦らずに余裕を持って納車日を決めましょう。

車の陸送を業者に依頼するならクルリクがおすすめ

遠方から車を取り寄せたい場合、陸送の専門会社であるクルリクへの依頼をおすすめします。

クルリクは、24時間年中無休の体制なので、自分の好きな時に依頼、相談が可能です。

公式サイトからweb見積もりもできるので、事前におおよその費用が分かり安心できるのが特徴です。

迷っている方は一度問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

遠方から中古車を取り寄せて購入する方法は、メリットもデメリットも存在します。遠方からの取り寄せの長所・短所をしっかりと把握して、自分にとって適した購入方法であるか、考慮することが大事です。

遠方からの取り寄せ方法の種類、注意点をしっかりと頭に入れて、円滑な中古車の購入をしましょう。